中国縦貫道滝野社IC近所の店
「播州ラーメン」と呼ばれるラーメンです。近所に加古川上流の「 闘竜灘」という風光明媚な名所から取った店名でしょう。店自体非常に地味で判り難い。観光客は近所の有名店「滝野社大橋」に行くでしょうね。
滝野社の古い店(何度か見に行ったけど、閉まってたので)今回は開いてました。聞いてみると「年中無休 11:30~2:00」だとのこと。他に客が居ないのでゆっくり話ができました。おばちゃんが言うには自分が嫁に来たとき(3~40年前)はラーメン屋は殆ど無く、歴史的に一番古いのはやはり「滝野大橋」次がトヨタの所に出る屋台があっただけだったそうです。
播州ラーメンが「なぜ、甘いのか?」と聞くとと「このあたりは昔から料理全般に甘い、だからラーメンも甘くて普通、理由は判らない」という「醤油が甘かったのか?」=そんなことは無かった。「甘い醤油は知らない」この店も野菜と砂糖でしょう。
やはり一番有力な説の「昔、この地方は紡績が盛んで女工が好む味が甘く進化させた」というのは知らないし、別に意識もしていない」と言うことです。
この定説になってる「女工説」は、実しやかですがね。播州ラーメンの創始者と言える、元祖西脇大橋の大杉さんも「後から出来た話」だと、以前お聞きしました。
ここの甘さは強い方です。播州甘さランクで行くと生姜を控えた「紫川」ぐらいかな。ちぢれ麺をサラッと硬めに茹で気持ちよく食べられます。
ある意味「典型的かつ基本的な播州らーめん」です。もやしタプッリ、ねぎタプッリ。 500円
加東市北野192-4 0795-48-3092
11~14
無休(不定)
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