久しぶりにやって来ました。お城のすぐ前に綺麗なお土産屋さんが並んでますが、すぐその南の筋にある、ラーメン屋としては、あまり目立たない佇まい。オレンジの壁、小さな暖簾が目印です。地ラーメンとでもいいますか、地元密着の店。
はっきり言って派手さのない「昔ながらの中華そば」 それだけに支持され不滅の人気なんですね。 昼時ともなると行列が出来たりしますから。 近辺には「新生軒」や「兵庫軒」みたいに、こういう典型的な「中華そば」が数件ありますが、どの店もスタンダードな一杯に、それぞれの個性があって面白いです。
カウンターと4人席が一つ。ここはラーメンと餃子とビール・ジュースしかないので、
ラーメン1杯+餃子1人前なら「1-1」(いちいち)と注文します。「いちいち」とか「いちにぃ」とか、別に普通にも注文できますけどね。それで通じます。店主1人なので時間に余裕をもって・・・。
今日は一番奥に座ったので、謎だった餃子の鍋が見えました。卵焼き器の形なんですが、かなり大きくて、どうも特注な感じ。多目の油で、コロンとした丸めな餃子を揚げるように時間を掛けて、こんがりカリカリに焼きます。私的には焼き色は違えどちょっと「ホワイト餃子」っぽいかな?と感じます。
ラーメンは地味ですが(笑
この餃子は特筆すべき美味しさ!!カウンターに並べられた唐辛子が貯まった自家製ラー油でタレを作って、辛さにゲホゲホむせながら、あっつ熱をほうばれば、皮はカリッ!!たまらんよぅ!!
ここの店主さん、足元みればランニングシューズ、聞くところによると相当なアスリートらしく、鉄人レース出てるとか。
過去記事1
姫路市本町68
11:30~15:00 17:00~18:30
休:日曜日 (臨休あり)
MAP
中華そば400円
よく見ると、ここの麺の断面は少し平たいようです。ちょっと垂らす「香油」と香る醤油が特長ともいえます。割と塩も感じます。勿論茹で具合は「柔らかめ」(笑
平ざるでの湯きりは、狂いが無くお見事です。職人やなぁ・・・。
餃子 300円(6ケ)この色見れば、この餃子のポテンシャルは、ご理解いただけるでせう。
さらに旨そう!
カウンターの奥の作業台の下という不思議な場所で焼かれてます。30cm四方ほどの卵焼き器のような鉄板。なにか意味深いものを感じるのですが。
店内から天守閣も見えました。