今日は、珍しい「ダッジオーブン」で料理してるところに参加できました。
重たい「鋳鉄」の蓋付きの鍋ですが、これが非常にスグレモノでした。
鍋は鍋なので煮炊き、揚げ物はもちろん、蒸すことも出来る。ただ一番の特徴は、鉄で出来てる重たい蓋は縁取りが高く、炭を乗せて上下から加熱できる。「オーブン」という名が付いてるのは、そのためでしょう。小さな足が付いてて、安定よく置けるようにもなってます。
今回は「丸鶏」を一羽、そのままローストするという、ワイルドな料理法
西部劇なら豆なんかを煮て、金属の皿で不味そうに食べてるシーンがあるが、鍋の形を見ると雰囲気はあんな感じ!
とりあえず、なかなか売ってない丸鶏を探すところから苦労する。クリスマスの頃ならまだ見つけ易いでしょうけど、クルクル回って「イトーヨーカドー」で見つけた。徳島産「阿波地鶏」
両足をタコ糸で結び、塩コショーを刷り込んで、炭をおこした上に鍋を置く、かなり重たくなるのでデンジャラス・・・
鍋いっぱいに鶏が鎮座してる姿は迫力あるなぁ。ただこのサイズなら中で裏返したり出来ないので、この先1時間以上焼くとなると、少し底部が焦げるのは犠牲にしなければならない。
はみ出す足を、無理やり押し込み蓋を乗せ「上からも炭を乗せる」なかからジュージュー音はしてるが、ここからは何も手が出せない。たまに鉄筋でできた「蓋はずし」が付属していて、それで開けて見てるだけ・・・。鶏も焼くと、かなり脂が出るので、最初は少し揚げてる状態に近いかも。
30分を過ぎた頃から、全体にこんがり色づいてきた。一ヶ所黒いのは蓋が当たってた部分。かなりの熱が掛かってるのがわかる。途中ジャガイモも投入、鶏からの脂、肉汁などで蒸し焼きになっていく。
丁度一時間半で焼きあがった。焼きすぎかと思ったけども、ジューシーに綺麗に焼きあがるもんです。やはり底部は少しは焦げてるが、そこを除けば、普通のオーブンと大差ないかも。
裁くのも身離れもよく、塩分も染み込み、薄味で鶏肉の風味良さが出てる気がます。
今回は他にも、焼肉や、やきそばや色々してたけど、この鍋の良さは「ほっとけば出来る」ところがいい。(他の料理はそうはいかないでしょうけど)